ヒノヒカリ

ヒノヒカリ

ヒノヒカリを学ぶ

いまさら聞けないお米の基礎。
ここでは、ヒノヒカリを基本から学べる情報をご紹介。

ヒノヒカリの特徴

ヒノヒカリは、九州地方を中心に、中国四国地方で広い作付けをしているお米です。
ヒノヒカリの生産量1位は大分県、2位に鹿児島県、以下佐賀県・宮崎県・長崎県となっています。(平成17年度収穫量順)

ヒノヒカリの特徴は、コシヒカリを父に持つ、食味の良さといわれています。粒の大きさは、さほど大きくありませんが、粒の厚みがあり、全体的に丸みをもった粒です。

ヒノヒカリは、関東以北ではあまり聞きなれないお米ですが、九州地方では常用米として人気があります。またヒノヒカリはコシヒカリと似た食味や輝きをもっていながら、コシヒカリより価格が安いことから飲食店にも人気があります。

ヒノヒカリの歴史

ヒノヒカリは、1979年から研究が始まりました。
新食糧法の施行などにより、コシヒカリ産地に負けない「売れるお米づくり・美味しいお米づくり」が求められていたことで、宮崎県総合農業試験場にて研究が始まりました。

ヒノヒカリは、父に「コシヒカリ(越南17号)」母に「黄金晴(愛知40号)」をもつ品種で、「南海102号」とも言います。

ヒノヒカリは、1989年から福岡県、佐賀県、熊本県、宮崎県、鹿児島県の各県で作付けが始まり、全国の作付けランキングでも毎年上位を獲得。平成11年には作付け第3位まで拡大。平成18年の作付け面積では、ひとめぼれと同率2位と予測されており、いまや九州地方の代表的なお米に成長しました。